ブログ記事を「書いて終わり」にしない。過去記事を回遊につなげる考え方

記事を書いた。

公開した。

SNSでも紹介した。

その日は少し読まれた。

でも数日すると、ほとんど動かなくなる。

また次の記事を書く。
公開する。
また次を書く。

記事は少しずつ増えているのに、なぜか毎回、新しい記事だけで人を呼ぼうとしている。

あれ。記事は増えているのに、毎回ゼロから人を呼んでない?

過去の記事を見直していて、ここが気になりました。

本文を読みやすく直しても、読み終わったところに次の行き先がなければ、その記事で終わります。

反対に、「次にこれが気になるかも」という記事につながっていれば、過去に書いた記事にも役割を持たせられます。

今回は、ブログの記事を「書いて終わり」にせず、記事同士をつないで回遊につなげる考え方をまとめます。

目次

記事が増えても、点のままだった

ブログを続けていると、記事数は少しずつ増えていきます。

最初は10記事。
そのうち20記事、30記事。

書いたものが増えると、それだけでブログが育っているように見えます。

でも、記事同士がつながっていなければ、読者から見えるのは一つひとつの「点」のままです。

検索からひとつの記事に来る。

知りたかったことを読む。

そして、そのまま戻る。

ブログの中には関連する記事があるのに、そこへ行ける道がない。

それでは、せっかく書いた過去記事も見つけてもらいにくくなります。

関連記事は「読ませたい記事」から選ばない

内部リンクを入れようとすると、最初に考えやすいのが、

「次はどの記事を読んでもらおう?」

です。

でも、ここから選ぶと、書き手が読ませたい記事を並べるだけになりやすい。

そこで、先に考えることを変えます。

みり

「この記事を読んだ人は、次に何が気になるだろう?」

たとえば、「アイデアが浮かばないときにできること」を読んだ人がいたとします。

新しい情報に触れてみようと思って調べ始めた。

ところが今度は、情報が増えすぎて何を選べばいいのか分からなくなった。

そこで「調べても決められないとき」の記事につなぐ。

こうすると、リンクが「別の記事もありますよ」という案内ではなく、読者の次の困りごとへの続きになります。

内部リンクは、置くだけでは気づいてもらえない

記事の途中にタイトルだけ置いても、「なぜ今これを読むの?」が分からないことがあります。

そんなときは、リンクの前に一言だけ理由を置きます。

たとえば、こんなつなぎ方です。

ここまで読んで、「情報を集めるほど、今度は何を選べばいいか分からなくなる」と感じたら、次はこちらの記事へ。

これなら、リンク先を読む理由が先に分かります。

記事タイトルを目立たせることより、今読んでいる内容と次の記事の間に橋をかけることの方が大切です。

記事の途中と最後では、リンクの役割が違う

関連記事は、すべて記事の最後にまとめる必要はありません。

本文途中は「もう少し知りたい」を助ける

本文を読んでいる途中で、別の記事で詳しく説明している内容が出てきたら、その場所からつなぎます。

ただし、何行ごとにもリンクを置くと本文を追いにくくなるので、今の記事を理解する助けになるものに絞ります。

記事の最後は「次に知りたい」へつなぐ

最後まで読んだ人は、最初に持っていた疑問が少し変わっています。

ひとつ分かったからこそ、次の疑問が出てくる。

そこに合う記事を置けば、無理に「こちらもおすすめです」と誘わなくても自然につながります。

過去記事を直すときは、入口と出口を一緒に見る

過去記事をリライトするとき、本文だけを見ていると、その記事単体の修正で終わります。

そこで今は、本文と一緒に「どこから来て、どこへ行ける記事なのか」も見るようにしています。

  • この記事を読む人は、何を知りたくて来るのか
  • 読み終わると、次に何が気になりそうか
  • その疑問に答える既存記事はあるか
  • 反対に、この記事へつなげられる過去記事はないか

この4つを見ると、古い記事が「昔書いたもの」ではなく、今ある記事とつながり始めます。

新しい記事を書くことだけが、ブログを増やす方法ではありません。

すでにある記事同士に道を作ることも、今あるものを使いやすくする一つの方法です。

最初から全部の記事をつなげなくていい

記事が増えてから内部リンクを見直そうとすると、「全部整理しなきゃ」と思ってしまいます。

でも、一度にサイト全体を完成させる必要はありません。

まずは、今直している記事から。

読み終わった人が次に知りそうなことをひとつ考えて、合う記事があればつなぐ。

次にその関連記事を直したとき、また別の記事への道を作る。

それを繰り返していけば、点だった記事が少しずつつながっていきます。

「新しい記事をもう1本書く」だけではなく、「今ある記事から次の記事へ行けるようにする」。

過去記事を直すときは、このひと手間まで一緒に見るようにしています。

書いた記事を、次の記事への入口にする

ブログの記事は、公開した瞬間だけ読まれるものにしなくてもいい。

検索から来た人の入口になる記事もあれば、別の記事を読んだ人が次にたどり着く記事もあります。

そのつながりを作るときに考えたいのは、「どの記事を読ませたいか」より、

みり

「この人は、次に何を知りたくなるだろう?」

です。

そこから合う記事をひとつ選ぶ。

それだけでも、書いて終わっていた記事に次の役割が生まれます。

あわせて読みたい

記事同士をつなぐ前に、「情報が多すぎて、そもそも何を選べばいいのか決められない」と感じているときはこちらへ。

調べても決められないときに、見るものを一つに絞る考え方

情報を増やし続けるのではなく、見るものを一度絞って、次に何をするか決める考え方をまとめています。

→ 記事を読む

みり

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この記事を書いた人

みり|経験値×ライティング

看護師として20年以上、人の話を聞き、言葉にならない気持ちや行動の変化を見てきました。

人間関係の違和感、頑張りすぎてしまうこと、わかっているのに行動できないこと。

日常の中にある小さな出来事から、人の心理と思考・行動のつながりを観察し、言葉にしています。

このブログでは、ことば・行動・時間の3つの視点から、暮らしや仕事を少しラクにする考え方を紹介します。

いつも頑張らなくてもいい。
限られた時間や体力の中でも、やり方は変えられる。

「こうしなきゃ」に縛られず、自分で考え、自分で選ぶ。

経験から得た気づきを、日常に持ち帰れる言葉にして届けます。

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