気持ちをことばにして伝えて

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気持ちをことばにして伝える—看護師ママが教える素直な思いの伝え方

この記事では、「心の中にある思いがうまく伝えられない」
「自分の気持ちを言葉にするのが苦手」と感じているあなたが、

素直な気持ちを相手に伝えられるようになり、
より豊かな人間関係を築いていくヒントをお届けします。

読後には、「言わないと伝わらない」という大切な真理を理解し、
明日から実践できる具体的なコミュニケーション方法が見えているはずです。

伝えていないのに「わかってほしい」と思っていませんか?

看護師として働いていた頃、患者さんの些細な表情の変化から気持ちを察することが
求められました。でも、日常生活では違います。

心の中で思い巡らせていることは、
言葉にしなければ相手に伝わりません。

「わかってくれるはず」
「言わなくてもわかるでしょ」

こんな思いを抱いたことはありませんか?

私自身、仕事と育児の両立に追われる日々の中で、
夫に対して「言わなくてもわかってほしい」と思っていた時期がありました。

でも、そんな思いは相手には届きません。

言葉がないと、誤解が生まれる

言葉で伝えなければ、相手はあなたの気持ちをどう受け止めるでしょうか?

「当たり前に思っているのか!お礼も言わずに、大柄な態度だな」

こんな風に誤解されることもあります。

「口下手だから」「人見知りだから」と理由をつけて言葉にしないでいると、
相手にはただの「無反応」としか映りません。

特に忙しいママや医療従事者は、「察してくれるはず」という思い込みから
言葉を省略しがちです。

でも、それが関係性を徐々に薄くしていくことに気づいていますか?

シンプルに「素直な気持ち」を伝えるコツ

では、どうすれば上手に気持ちを伝えられるようになるのでしょうか?

飾らない言葉でOK

実は、気持ちを伝えるのに難しい言い回しや、かっこいい表現は必要ありません。

「ありがとう」 「うれしい」 「助かった」 「大変だった」

このようなシンプルな言葉で十分です。

看護の現場でも、専門用語よりも患者さんに伝わる言葉を選ぶことの
大切さを学びました。

家族や友人との関係でも同じことが言えます。

相手からの行動や言葉に対して反応を返す

相手が何かしてくれたとき、何か言ってくれたとき
それに対してあなたの思いを表現するだけでいいのです。

「子どもを寝かしつけてくれてありがとう、助かったよ」
「その言葉、すごく励みになった」

こんな風に、相手の行動や言葉に対して反応を返すことで、
お互いの理解が深まります。

反応がないと関係が遠のく

何も反応がないと、相手は「興味がないのかな」「自分で好きにすればいいのかな」と思い、
徐々に距離を置いてしまうことがあります。

特に家族関係では「当たり前」が積み重なり、言葉による反応が減りがちです。

それが、いつの間にか関係の冷え込みにつながることも。

一人の時間を活用して「言語化力」を高める

気持ちを言葉にする力は、一人の時間で磨くことができます。

一人になると、周りからの情報が遮断され、自分と向き合い、
見つめ直す貴重な機会になります。

自己対話の時間を作る

忙しいママにとって一人の時間は貴重ですが、短くても構いません。

お風呂の中で、子どもが寝た後の15分でも。

この時間に、自分の気持ちを整理してみましょう

  • 今日一番うれしかったことは?
  • なぜそれがうれしかったのか?
  • 誰に、どんな言葉で伝えたいか?

こうした自問自答を繰り返すことで、
気持ちの言語化が少しずつ上手になります。

なりたい自分を見つけたら、行動が生まれる

自分がどうなりたいのか、何を大切にしたいのかが見えてくると、
自然と行動が生まれてきます。

「もっと素直に気持ちを伝えられる人になりたい」
「感謝の気持ちを表現できる母親でありたい」

こんな「なりたい自分」が見えてきたら、
それに向かって少しずつ行動を変えていけばいいのです。

まとめ:「言わないと伝わらない」を忘れずに

過去には言葉で気持ちを伝えることができていなくても、未来は違います。

自分の言葉で相手に伝える努力を続けていけば、
コミュニケーションは必ず変わっていきます。

未来は、自分で創っていくことができる。

自分の気持ち次第で、新しい一歩を踏み出すことができるのです。

そのときには、気持ちの言語化ができるようになっていると、
あなたの周りに明るい未来がやってくることでしょう。

「言わないと伝わらない」

私たちは一人では生きていません。意識して、
言葉で自分の気持ちを伝えてみてください。

きっと、あなたの周りの景色が変わり始めます。

素敵な未来へと、一緒に進みましょう。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

みり

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