この記事では、「どの道に進むべきか分からない」「自分の進むべき方向性が見えない」
と感じているあなたに、看護師経験と母としての視点から、
人生の道しるべを見つけるための具体的な方法をお伝えします。
読後には、「迷子」という状態を前向きに捉え直し、
自分の力で道を切り開いていくための
具体的なステップが見えているはずです。
人生の長さと今の悩み—視点を広げる
人生の道のりはとても長いものです。
人生100年時代と言われるように、長生きする時代になっています。
現在の時間を悩み苦しんでいても、人生全体の時間で考えると
一時のことになります。
「今が一番苦しい」
そう思うことは、振り返ると何回もあったと思います。
看護師として働いていた頃、夜勤と日勤の繰り返しに
体力的にも精神的にも追い詰められ、
「もうこの仕事続けられない」と何度思ったことか。
子育ての中でも、睡眠不足や予期せぬトラブルに「
今が一番大変」と感じる瞬間がたくさんありました。
でも、「いま、今が…!」と悩んだときには繰り返し思い、
困難の壁を乗り越えて、前進していることに気がつくと思います。
心の余裕を取り戻す—視野を広げる方法
物事を一点集中して考えていると、心に余裕がなくなります。
幅広い視野で考えた時、眉間にしわを寄せて考えていることから
一瞬でも解放されることを感じることができますか?
心のゆとりを持つと気持ちも穏やかになります。
視野を広げる3つの方法
- 時間軸を伸ばす
「今日」ではなく「今年」、「今年」ではなく「5年後」という視点で考えてみる - 空間軸を広げる
自分の部屋から、街全体、国全体、地球規模と視点を広げてみる - 複数の選択肢を許容する
「これしかない」ではなく「これもあり、あれもあり」と考える
看護の現場でも、一人の患者さんの症状だけを見つめるより、
生活背景や長期的な予後まで考えることで、より良いケアが可能になります。
情熱と休息のバランス—燃え尽きないために
「これを絶対したい! やってみせるぞ!」
凄まじい執念と野心のエネルギーになれることは素晴らしいことです。
しかし、継続して考えた時には、疲れてやめてしまうこともあります。
知識と教養の幅が広がると、趣味や娯楽の楽しみも増えてきます。
自分だけのリフレッシュ法を持つ
自分で楽しみにできることを知っていますか?
楽しい時間をエンジョイしていますか?
休憩を取り入れないとしんどくなって行動が止まってしまいます。
楽しみがあれば、気分転換ができて活動がパワフルになります。
看護師時代は、緊張感の高い仕事の合間に、小さな楽しみを見つけることの大切さを学びました。
ほんの5分でも自分の好きな音楽を聴く、窓から景色を眺める、
おいしいコーヒーを一口飲む
そんな小さな「自分時間」が、大きな活力になることがあります。
「迷子」の本当の意味—選択肢がある幸せ
「迷子」って迷っている子?いいえ、選択できるチャンスの子です。
迷子と自覚するのなら、立ち止まって考えることができます。
迷子と悩むのならば、おうちに帰れるように道を考えて進めばいいのです。
実は「迷子」になれることは、選択肢があるという証拠。
選択肢がなければ迷うこともありません。
選択肢の中から道を見つける4つの方法
- 人に尋ねることができます
先輩や同じ境遇の人、専門家に相談する - IT機器の発達で手軽に調べることもできます
情報過多の時代だからこそ、確かな情報源を見極める - 自分で考えることができます
静かな時間を作り、自分と向き合う - 自分で行動を起こすことができます
小さな一歩でも、実際に動いてみることで見えてくるものがある
「わたしは迷子〜おうちはどこ〜?」なんていってると、
いつまでも帰ることができません。
行動こそが道しるべ—具体的なステップ
自分の力で行動を起こして、安心した場所をしっかりと見つけていきましょう。
大切な時間を有意義に使って、行動を起こすことであなたの希望することが見えてきます。
行動を起こすための3つのステップ
- 煮詰まる自分を自分でリラックスさせる
深呼吸、散歩、湯船に浸かるなど、自分なりのリラックス法を見つける - 不安になる気持ちは知識を得て自分のものにしていく
不安は無知から生まれることも多い。情報を集め、理解することで不安を減らす - 小さな一歩を繰り返す
完璧な計画より、小さな行動の積み重ねが大切
看護師として新人の頃、複雑な医療処置に不安を感じていました。
でも「まずは準備だけやってみよう」と小さな一歩から始めることで、
徐々に自信がついていきました。
子育ても同じです。「完璧な母親になれるか不安」という大きな課題も、
「今日はちょっと早起きして朝ごはんを作ってみよう」という小さな一歩から始めることで、
少しずつ自分なりの道が見えてきます。
まとめ もう「迷子」とは言わせない
自分の進むべき道を見定めて、未来は拓けてくるでしょう。
そして、「迷子」なんて言わせない!あなたの足跡を残していきましょう。
迷うことは、選択肢があるという幸せ。
立ち止まることは、新たな道を見つけるチャンス。
看護の現場でも、子育ての中でも、幾度となく迷い、立ち止まり、
そして前に進んできました。
あなたも同じように、自分の力で道を切り開いていけるはずです。
今日から小さな一歩を踏み出して、自分だけの道をしっかりと歩んでいきましょう。
みり

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